R35GT-Rの維持費は実際いくらくらいだろう?
の悩みを解決したいと思います。
本記事を読めば、R35GT-Rの実際の維持費がわかります。
R35GT-Rは、2007年にデビューした当時、車検代に100万円かかるなどと言われていましたが、デビューから10年以上経過した今、実際の維持費っていくらぐらいかかるのでしょうか?
今回の記事では、初期型と呼ばれる2008年モデルのR35GT-Rを中古で購入して、1年間に実際にかかった私のR35GT-Rの維持費を紹介します。(車検がない年)
本記事でわかる事
- R35GT-Rに実際の維持費(車検がない年)
- R35GT-Rの維持費に必要な項目、費用
- R35GT-Rの維持費を下げれるポイント
結論として、車検がない年のR35GT-Rの年間維持費は約25万円でした。
車検がある年のR35GT-Rの年間維持費は、こちらの記事で解説しています。
また、R35GT-Rの中古を購入する前に維持費を下げるポイントを以下の記事で解説しています。
それでは、R35GT-Rの維持費の各項目を解説していきます。
R35GT-Rの実際の維持費って何があるの?
R35GT-Rの実際の維持費には、大きく分けて5点あります。
- 税金
- 自動車保険
- メンテナンス費用
- 車検費用
- 走る為の費用(タイヤ、オイルなど)
1つずつ解説します。
R35GT-Rの実際の税金は?
R35GT-Rを、中古で購入した後に必要な実際の税金は、1点のみです。
- 自動車税
内容を解説します。
R35GT-Rの自動車税は?
R35GT-Rの自動車税は、¥66,500です。(初度登録から13年経過していない場合)
自動車税とは、毎年4/1時点で自動車の所有者に対して課税される税金の事です。
自動車税の納付は、毎年5月に管轄の自動車税事務所や都税総合事務センターから、「自動車税納税通知書、納付書」が送られてきますので、納付書を持って、銀行や各コンビニで納税します。
私の場合は、セブンイレブンで電子マネーの「nanaco」で実際支払いをしています。「nanaco」支払いだと、還元されますので嬉しいですね。
また、自動車税を車検の時にクレジットカード払いするときに注意したいポイントは、以下の記事がオススメです。
自動車税は、車検証の総排気量に記載された排気量に応じて、課税される額が定められています。
区分 | 税額 | 主な日産車 |
総排気量1.5超〜2.0L以下 | ¥39,500 | V37スカイライン(ターボ) |
総排気量2.0超〜2.5L以下 | ¥45,000 | V36スカイライン(VQ25HR) |
総排気量2.5超〜3.0L以下 | ¥51,000 | F50シーマ(VQ30DET) |
総排気量3.0超〜3.5L以下 | ¥58,000 | V37スカイラン(VQ35) |
総排気量3.5超〜4.0L以下 | ¥66,500 | R35(VR38),Z34(VQ37) |
R35GT-Rの場合は、総排気量が3.8Lになりますので「¥66,500」になります。2019年10月以降は
また、初度登録から13年経過した場合は15%重課され「¥66,500」から「¥76,400」となります。増価額は、「+9,900」となります。結構痛い増額ですね。
R35GT-Rは、2007年デビューですので初度登録が2007年の車体は、2020年からは15%重課対象となります。
R35GT-Rの自動車保険の実際の費用は?
R35GT-Rの任意保険の費用は、年間¥45,520。(私の加入条件の場合)
参考までに、私のR35GT-Rの実際の任意保険の条件は、以下の内容です。
- 運転者限定特約:運転者夫婦限定
- 運転者年齢条件:30歳以上
- 車両保険:445万円
- 免責金額:5万円-10万円
- 対人賠償責任:無制限
- 対物賠償責任:無制限
- 年間走行距離:5000km
- 以下の記事で、R35GT-Rの任意保険を決めた理由を解説しています。
-
- https://723go.com/gt-r_r35_hoken_/
R35GT-Rの自動車保険は、通称「任意保険」と呼ばれています。
任意保険の対になるのが、「強制保険」通称:自賠責保険と呼ばれる保険と、2種類の保険が存在します。
自賠責保険は、法律によって加入が義務付けされていますが一方で、任意保険は加入の義務付けがありません。自賠責保険の支払いは、車検の時に2年間分まとめて支払いをします。(2年間の自賠責費用は、¥25,830)車検前に売却した場合は、車検までの残り月を計算して返金されます。
R35GT-Rの任意保険は、1年契約が大半となりますが、複数年契約も出来る保険もあるようです。R35GT-Rのデビュー当時は、任意保険に加入できないメーカーが実際にあったそうですが、現在はどの保険メーカーも加入出来るようです。
最終的には実際に、各社見積もりして比較検討して決めるのが重要だと思います。
私の場合は、いわゆるネット型と呼ばれる任意保険に実際加入しています。今までは、日産ディーラーで「東京海上日動」に加入していましたが、R35GT-Rになって初めてネット型と呼ばれるタイプに変更しました。
私も各社実際に見積もり、比較して最も安いメーカーを選択しました。実際、加入条件の見直しもあって、年間で約20,000円ほど安くなりました。¥20,000も維持費が下がるとメンテナンスに費用を回すことが出来るので嬉しいですね。
また、車両保険の金額を、自分で調整出来た事が保険変更のキーにもなりました。
保険の加入条件に関しては、主に加入対象の車種、免許の色、年齢、運転する人が限定されるか、各保険項目の条件で算出されますので参考までに。
前車のR34の時と保険の条件が決定的に違うのは、年間走行距離を制限したことです。結果、走行距離を制限することで、任意保険の支払い額を下げる事が出来ました。
R35GT-Rの任意保険は、走行距離を制限すると安くなる!
R35GT-Rの実際のメンテナンス費用
R35GT-Rで、一番気になるのが実際のメンテナンス費用ですね。
R35GT-Rのメンテナンス項目としては、走行距離に応じて消耗するオイルやタイヤ、ブレーキ、ブレーキパッドです。
R35GT-Rのブレーキは、サーキット走行しなければ実際ほとんど減っていきません。あくまでも街乗りの範疇さえ超えなければブレーキの耐久性は高いです。
私が、R35GT-Rのオーナーになって一番変化したのは、ブレーキの使い方です。特に、ブレーキの踏み始めが前車のR34より遥か手前からアクセルをオフにして、踏力弱目でブレーキ踏んでいます。
確かに、R35GT-Rの車両重量は1730kgで、R34GT-Rの車両重量は1560kgで、約170kg重量が増えた為かもしれません。おそらく、R35GT-RのブレーキならばR34と同じポイントでブレーキを踏んでもR34と同じ位置で止まれると思います。
ですが、なんだか丁寧に扱わなければいけないと言う感覚に、R35GT-Rに乗ると感じています。私だけかもしれませんが・・・なんでしょうね。
R35GT-Rのオイルについて
では、オイルの方を1つずつ解説していきたいと思います。
項目 | 交換サイクル | 備考 |
エンジンオイル | 15,000km又は1年 | 110℃以下の場合 |
トランスミッションオイル | 60,000km | 120℃以下の場合 |
前後デフオイル | 60,000km | 120℃以下の場合 |
ブレーキオイル | 5,000km |
意外に、ブレーキオイルの交換サイクルが最も早いです。
各オイルを、R35GT-Rを専門に取り扱うNHPC(日産ハイパフォーマンスセンター)で交換した場合の実際の見積りは、以下になりました。
項目 | オイル量(L) | 技術料(工賃) | オイル価格 | 合計 |
エンジンオイル | 5.0 | 約¥2,500 | 約¥18,000 | 約¥20,500 |
トランスミッションオイル | 10 | 約¥11,000 | 約¥61,000 | 約¥72,000 |
前後デフオイル | 2.3 | 約¥16,500 | 約¥10,000 | 約¥26,500 |
ブレーキオイル | 2 | 約¥14,000 | 約¥12,000 | 約¥26,000 |
注:ワッシャーやパーツクリーナー、ガスケットなどのショートパーツは含みません。エンジンオイルは、2010モデル以降は4.5Lとなります。また、エンジンオイルフィルターを交換した場合は、プラス0.5L必要です。
NHPCで、2019年2月に見積りした実際の価格になります。
R35GT-Rの特徴でもある、トランスアクスル型GR6ミッション(リヤデフとミッションが一体型)のオイルが量も最大で、実際発生金額も最も高いですね。
R34の時に、車検でお世話になった「GTNET」だと以下の金額になります。
項目 | 技術料(工賃) | オイル価格 | 合計 |
エンジンオイル | ¥1,600 | ¥13,000 | ¥14,600 |
トランスミッションオイル | ¥6,912 | ¥62,856 | ¥69,786 |
前後デフオイル | ¥12,096 | ¥8,156 | 20,252 |
オイルは、NHPCと同じ純正指定オイルを使用しての費用になります。そろそろ、オイル交換の時期も近づいてきているので、価格の安いGTNETで実際に交換してみようと思います。
今まで解説してきた、オイルやタイヤ、ブレーキの話は、R35GT-Rだけに限らず、R34や他の車でも同じ項目です。
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R35GT-Rのタイヤについて
R35GT-Rのタイヤは、純正はランフラットタイヤを装着しています。
一般的なタイヤ(非ランフラットタイヤ)は、パンク直後に操縦性能が急激に変化し、運転者は車をコントロールすることができなくなり、後続車などを巻き込んだ大きな事故になる可能性が高いです。
パンク直後に、仮に停車できたとしても、後続車にとっては予測できない急停車となり、追突などの事故にも繋がりかねません。
R35GT-Rなどが採用しているランフラットタイヤならば、パンク後もしばらくは走行が継続できる為、後続車を慌て焦るような事態にはなりにくいです。特に高速道路や、交通量の多い道路など、危険な場所での停車を回避できます。
また、ランフラットタイヤを採用するメリットとして、スペアタイヤの搭載が不要になりトランクスペースのデザイン性の向上、車両重量の軽量化に繋がり燃費向上にも寄与します。
一方、ランフラットを採用するデメリットとしては、ランフラットタイヤが非ランフラットタイヤに比べてタイヤ重量が重い事が挙げられます。タイヤ重量が重くなると、回転慣性マスの増加により燃費の悪化が挙げられます。
また、ランフラットタイヤはパンクしても運転者が感知することができない為、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(通称:TPMS)を組み合わせる必要がある。
TPMSは、タイヤ空気圧が低下すると警告灯が点灯するシステムでランフラットタイヤとセットで車に採用されています。もちろんR35GT-Rにも、当然TPMSは搭載されています。
では、ランフラットタイヤと非ランフラットタイヤを純正サイズのままで、タイヤのみの費用で比較すると以下のようになります。
種類 | 銘柄 | 価格 | 備考 |
ランフラット | 純正ダンロップ | ¥268,000 | タイヤのみ |
非ランフラット |
ミシュラン パイロットスポーツ4S |
¥169,640 |
タイヤのみ |
非ランフラット |
クムホECSTA PS91 |
¥107,000 |
タイヤのみ |
価格面では、やはり非ランフラットタイヤの方が実際かなり安く抑えられますね。
クムホタイヤならば、純正ダンロップの半額以下になります。
タイヤ選択で注意したい点は、R35GT-Rは前後でタイヤサイズが異なる点です。
R35GT-Rは、前後でタイヤサイズが違う!
R34では定番サイズの265/35/18を前後4輪で使用できましたが、R35GT-Rは前後でタイヤサイズが異なります。
R35GT-Rは、フロントは255/40/RF20、リヤは285/35/RF20で幅も偏平率も異なります。
また、非ランフラットタイヤと言えど20インチ、285幅で35%のワイドで低偏平タイヤですので、実際交換出来るお店が限られてきます。
私の前車のR34のタイヤ交換して頂いていた店舗では、実際R35は対応できないとの事で、現在他の店舗を探しています。
R35GT-Rの維持費を安く抑えるには、一番はタイヤを非ランフラットを使用し、走行距離を伸ばさない運用が必要だと思います。
私は年間維持費を抑える為に、年間走行距離を5000km以内しか使わない運用方法を現在実施しています。また、中古で購入したR35GT-Rが、タイヤもブレーキも油脂類もほとんど新品、交換したばかりの個体でしたので、実際に1年目のメンテナンス費用が抑えられました。
R35GT-R特有の消耗品は?
R35GT-R特有の消耗部品が実際1点あります。
R35GT-R特有の消耗品は、フライホイールハウジング!
フライホイールハウジングは、エンジンとリヤのトランスミッションに駆動を伝えるプロペラシャフトのエンジン側に接続してある部品です。
私自身、R35GT-Rで気になる部分でしたので、実際NHPCのメカニックに確認しましたが、やはりフライホイールハウジングは消耗品のようです。走行距離にして、約6~7万kmで交換する必要性が高まるようです。
症状としては、アイドリング回転数の時に、運転席の足元あたりから異音や振動を感じます。私のR35GT-Rも実際音がするので確認してもらいましたが、まだ大丈夫との事でした。
原因は、フライホイールハウジングに圧入してあるベアリングの位置がずれて、ガタとなって異音や振動につながっているようです。
実際、フライホイールハウジングの交換をした場合、部品代、技術料込みで約180,000でございます。
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R35GT-Rの車検費用は?
車検とは、正式名称「自動車検査登録制度」で通称:「車検」と呼ばれています。
車検は、日本の法律(保安基準)に適合しているか確認するため、一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、自動車の所有権を公証するために登録制度です。
R35GT-Rの車検費用の内訳は、以下の5項目になります。
項目 | NHPC | ガソリンスタンド |
重量税 | ¥32,800 | ¥32,800 |
自賠責保険 | ¥25,830 | ¥25,830 |
印紙代 | ¥1,200 | ¥1,800 |
点検費用 | ¥80,352 | ¥16,200 |
代行手数料 | ¥12,960 | ¥12,960 |
合計費用 | ¥153,142 | ¥89,590 |
格安で済ませる場合は、NHPCやショップに委託せず、自ら陸運局で車検を受ける「ユーザー車検」と言う選択肢もあります。
但し、車検を通過させる為に、必要な整備が発生する可能性がいずれにせよあります。
車検を通過させる為の必要整備が発生する可能性がある
正確な車検と整備の見積りを行う為には、実際に車検対象の車両をNHPCやショップへ持ち込み、見積りを依頼するといいと思います。
私のR35GT-Rも2019年に車検を迎えますが、実際NHPCで車検見積りを実施したら必要な整備が見つかったので、整備と少しカスタマイズをしてから車検を受けようと思います。
いずれにせよ、中古でR35GT-Rを手に入れたら、まずはコンディションチェックの為にも、一度NHPCで状態確認を行っておく方がいいと思います。
中古でR35GT-Rを手に入れたら、NHPCでコンディションチェックを受ける!
NHPCでのチェックを強くオススメします。実際先日初めて行きましたが、親切丁寧に車の状態から疑問点など色々教えて頂きました。
車両のコンディションでは、特にトランスミッション、フライホイールハウジングの状態が一番気になっていました。
NHPCでのチェックでは、実際に実車をリフトに上げ、メカ担当と私とで一緒に該当部位を見ながら、チェックした内容と現状の状態、そして今後起こるであろうトラブルと整備内容を説明して頂きました。
手間はかかりますが、しっかり見てもらえると言う安心感に繋がりますね。
R35GT-Rの実際に走る為の費用
R35GT-Rの走る為の費用は、ガソリンや高速料金ですね。
R35GT-Rの実際の燃費ですが、街乗りでは5~6km/L、高速だと7km/Lくらいまで上がります。ですが、基本は5km/l前後だと、認識しておいて問題ないと思います。
R35GT-Rの実際の燃費は、基本5km/L(街乗り)
任意保険の所でも触れましたが、年間の走行距離を制限することで、年間のガソリン料金を予算化してしまう方が、維持費の管理がしやすいです。
2019年2月段階では、ハイオクガソリン140円/L前後ですので、年間走行距離5000kmの場合で計算すると、年間走行距離/燃費×ガソリン単価=年間ガソリン費用が算出できます。
実際計算してみると、以下のようになります。
年間走行距離/燃費*ガソリン単価=年間ガソリン費用
5000km/5km/Lx¥140/L=140,000円
ガソリン単価を下げる工夫としては、ガソリンスタンド独自のイベントなどに積極的に参加して、ガソリン単価そのものを下げる方策を取っています。
具体的には、車検の見積りを実施すると10円/L下がるキャンペーンに参加したりしています。また、ガソリンスタンド店舗のLINEを登録すると、ガソリン単価が下がった会員価格で給油出来るキャンペーンに参加しています。
仮にガソリン単価が¥10下がると、年間では¥10,000下がりますね。維持費の低下に繋がりますね。
また、日産フィナンシャルサービスが発行しているクレジットカードで「日産カード」があります。出光SSで給油し「日産カード」で支払いを行うと1%ですが割引価格で給油できます。私はいつも「日産カード」で支払いをしています。
R35GT-Rの実際の年間維持費
R35GT-Rの実際の維持費ですが、今まで解説した項目をまとめると以下になります。
項目 | R35GT-R | 支払時期 | 参考R34 | 差額 |
自動車税 | ¥66,500 | 5月 | ¥51,700 | +¥14,800 |
自動車保険 | ¥45,520 | 任意 | ¥68,470 | △¥22,950 |
メンテナンス | ¥0 | 随時 | ¥30,000 | △¥30,000 |
車検 | ¥0 | 2年毎 | ¥0 | ¥0 |
ガソリン代 | ¥140,000 | 随時 | ¥504,000 | △¥364,000 |
合計 | ¥252,020 | – | ¥649,170 | △¥402,150 |
2018年は、車検を受けていないので車検なしで算出しています。
前車のR34の時は、実際年間3万キロ近く走っていましたので、ガソリン代だけで年間50万円以上支払っていました。
また、R34の時は、エンジンオイルは6回/年(5,000km毎)で交換していましたので、いかに走行距離を減らすと維持費が下がるのが分かりますね。
まとめ
R35GT-Rの実際の維持費?車検がない年で年間約25万円?!のまとめです。
R35GT-Rの実際の年間維持費は、「総額¥252,020」でした。(車検のない年)
R35GT-Rの年間維持費を下げるコツは、年間走行距離の制限です。年間走行距離を制限する事によって、主に自動車保険、ガソリン代を下げる事が出来ます。また、タイヤやオイルの交換サイクルの延長にも寄与し、実際維持費を下げるのに効果的です。
前車のR34は、実際年間走行距離が3万km近く走っていましたが、R35GT-Rは年間5000kmと制限を設けましたので、自動車保険、ガソリン代を下げられ、結果前車のR34より実際維持費を下げることが出来ました。