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R35GT-Rの詳細維持費を公開!R35GT-Rオーナーが語る年間5千キロ走行した時の維持費は?

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R35GT-Rの詳細な維持費ってネット上たくさんありますが、実際のR35GT-Rオーナーが語る詳細な維持費の情報は、ほとんどありませんよね?

現役R35GT-Rオーナーが語る、リアルな維持費の詳細見てみたいと思いませんか。

いつかは、R35GT-R!と思われる方々に、R35GT-Rの実際の詳細な維持費を知って頂き、いつかはR35GT-R!の夢の実現に向けて後押しできればと思います。

本記事で分かること

  • R35GT-Rの詳細な維持費がいくらくらいか
  • R35GT-Rの維持費を安くするポイント

車検を受ける年のR35GT-Rの年間維持費は、¥426,500!!

車検を受ける年の私のR35GT-Rの年間の維持費は、¥426,500です。

では、¥426,500の維持費の詳細を解説していきたいと思います。

年間5000km走行するR35GT-Rの維持費の詳細は?

私のR35GT-Rの維持費の詳細は、大きく分類すると以下の4項目で構成されます。

  • ガソリン代:¥160,000
  • 自動車税:¥66,500
  • 車検費用:¥140,000
  • 任意保険:¥60,000

それでは、R35GT-Rの維持費の詳細を、上記の各項目に沿って見ていきましょう。

R35GT-Rの詳細維持費その1:ガソリン代

R35GT-Rの詳細維持費の1つ目は、ガソリン代です。

私のR35GT-Rが年間5000km走行した時のガソリン代は、¥160,000円でした。ガソリン代の詳細を解説します。

年間ガソリン代=年間走行距離 / R35GT-Rの実燃費 x ガソリン単価

¥160,000 = 5000km / 5km/L x ¥160/L

R35GT-Rの維持費の詳細で、ガソリン代を決定づける要素はR35GT-Rの実燃費だと思います。

R35GT-Rの実燃費は、市街地走行がメインの私の使い方では概ね5km/Lくらいになります。ですが、私のR35GT-Rはコンピューターが変更されていますので、日産純正コンピューターとは違う結果になると思います。

私のR35GT-Rは、ニスモのスポーツリセッティング(TYPE-2)を装着しています。

実燃費5km/Lは、燃費としては低いと感じる方が多いと思います。ですが、2020年モデルのR35GT-Rのカタログ燃費は、WLTC表記で市街地モード5.2km/Lですので、ほぼカタログ値に近い実燃費となっています。

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R35GT-Rの詳細維持費その2:自動車税

R35GT-Rの詳細維持費の2つ目は、自動車税です。

R35GT-Rの自動車税納税通知書の写真毎年4月末から5月上旬にかけて郵送で届くR35GT-Rの納税通知書。

R35GT-Rの自動車税は、どの年式、グレードを購入しても¥66,500と額の変更はありません。(初度登録から12年まで)

R35GT-Rの維持費の1つ、自動車税は¥66,500

R35GT-Rの自動車がどの年式、グレードを購入しても額に変わりがない理由は、自動車税の税額はエンジン排気量で定まっているからです。

R35GT-Rは、年式、グレードによってエンジン排気量全て3800ccと変更が無いので、自動車税は変わりがないと言う結論に至ります。ですが、初度登録から13年経過、18年経過すると重課されます。

R35GT-Rの重量税は、初度登録から13年経過、18年経過と2段階で重課(支払い額の引き上げ)されます。

よって、残念ながら自動車税で維持費が下がることは、税制が変わらない限りないと言うことになります。

R35GT-Rの詳細維持費その3:車検費用

R35GT-Rの詳細維持費の3つ目は、車検費用です。

私のR35GT-Rは、2019年5月にオーナーになって初めて車検を受けましたが、費用は、¥134,587(約¥140,000)でした。

R35GT-Rの車検費用の詳細の写真R35GT-Rの車検費用の詳細。

詳細な項目と費用を表にまとめると、以下のようになります。

  • R35GT-Rの車検費用の詳細
車検時支払い詳細項目 支払額
重量税 ¥32,800
自賠責保険 ¥25,830
印紙代 ¥1,200
車検、法定24ヶ月点検費用 ¥23,000
車検整備の部品代 ¥23,020
車検整備用の部品交換工賃 ¥23,200
消費税 ¥5,537
合計 ¥134,587

R35GT-Rの維持費が高いと言われる、車検費用の詳細項目をそれぞれ解説していきます。

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R35GT-Rの維持費の詳細その3-1:重量税

R35GT-Rの維持費の詳細の1つ重量税は、車検の時に次回車検までの2年間分支払います。

重量税は、その名前の通りR35GT-Rの車両重量によって、0.5t単位で金額が変わってきます。では、R35GT-Rのグレード別の車両重量をおさらいしてみると、以下の表になります。

R35GT-R各グレード(2020年モデル) 車両重量
Pure Edition 1760kg
Black Edition 1760kg
Premium Edition 1770kg
Track Edition engineered by NISMO 1760kg
NISMO 1720kg

私の場合は、BlackEditionで車両重量1760kgですので、2年間分の重量税は¥32,800となります。(重量税の算出方法の詳細は以下の計算式で算出できます)

¥32,800(重量税) = ¥4,100/年(0.5t単位) x 4(2t分)x 2(2年間分)

R35GT-Rの車両重量は、どのグレードも1500kg以下にはなりませんので自動車税に引き続いて重量税でも維持費が下がる事はありません。

ですが、カスタムによっては1500kg以下になる可能性もありますので、チャレンジするのもありかもしれませんね。

R35GT-Rの維持費の詳細その3-2:自賠責保険

次に、R35GT-Rの維持費の詳細の1つ自賠責保険です。R35GT-Rの自賠責保険は、自賠責保険の契約月数によって支払額が変わります。

R35GT-Rの維持費の1つ、自賠責保険の証明書の写真R35GT-Rの維持費の1つ、自賠責保険の証明書。

一般的には、次回車検までの期間を契約月数として契約します。では、R35GT-Rの自賠責保険の支払い金額を契約月数の詳細を交えて、以下の表で見てみましょう。

  • R35GT-Rの自賠責保険額
37ヶ月契約 36ヶ月契約 25ヶ月契約 24ヶ月契約 13ヶ月契約 12ヶ月契約
¥36,780 ¥35,920 ¥26,680 ¥25,830 ¥16,380 ¥15,520

R35GT-Rの自賠責保険は、車検を通す際に次の車検までの24ヶ月分を支払います。

自賠責保険額は、R35GT-Rの年式やグレードで支払額に変わりはなく、あくまで契約月数のみでしか変わりがありません。また、自賠責保険は別名「強制保険」と呼ばれており、加入しない選択肢はありません。

自賠責保険でも、R35GT-Rの維持費を下げる事は出来ません。

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R35GT-Rの維持費の詳細その3-3:印紙代

次は、R35GT-Rの維持費の詳細の1つ、印紙代です。

印紙代は、支払う相手が国の時に使用される証票であり、手数料や税金を納める手段として用いられます。R35GT-Rの車検の時に支払う印紙代は、自動車検査登録手数料として国へ支払います。

R35GT-Rの自動車検査登録手数料は、実は平成30年4月1日から改定されており、新車登録以降の継続検査の場合、以下の表の通り窓口申請では¥100アップしています。

継続検査方法 検査登録手数料(改定前) 検査登録手数料(改定後)
OSS申請 ¥1,100 ¥1,000
窓口申請 ¥1,100 ¥1,200

OSS申請とは、自動車の保有に伴い必要となる各種の行政手続きについて、自宅や会社のパソコンからオンラインにより一括して行うことが出来るようにするシステムのこと。

引用元:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/topic/060410_1.html

R35GT-Rの維持費の詳細の1つ、印紙代を見てきましたがOSS申請か窓口申請かは車検の見積もり金額で分かりますので、わずか¥100ですが維持費が下がる点になるので注目してみるのもいいと思います。

R35GT-Rの維持費の詳細その3-4:車検、法定24ヶ月点検

R35GT-Rの維持費の詳細の1つ、車検、法定24ヶ月点検です。

車検、法定24ヶ月点検の費用は、R35GT-Rの場合はどこに依頼するかで金額にかなり差があります。また、点検やメンテナンスの詳細内容次第では、後々のメンテナンスが嵩み、維持費が膨れ上がる可能性もあります。

そんな維持費の観点でR35GT-Rの車検をどこに依頼するかの選択で、私がR35GT-Rの車検を依頼したのは、スーパー耐久にも参戦している「GTNET」に依頼しました。

2019年スーパー耐久開幕戦鈴鹿のゼッケン1 GTNET GT-R GT3の写真2019年スーパー耐久開幕戦鈴鹿のゼッケン1 GTNET GT-R GT3

GTNETは、北は北海道、南は福岡に全国17店舗を構えているスポーツカーの中古車販売、買取を行っているスポーツカー専門ショップです。

スポーツカー専門ショップは全国多数存在していますが、GTNETは国内トップカテゴリーのSUPER GTやスーパー耐久などのレース活動を自社メカニックを起用し参戦しています。

また、スーパー耐久シリーズでは富士スピードウェイで開催された、24時間レースを2018年、2019年の2連覇を果たしています。

そんなレース参戦で培ってきたメカニックの技術力は、以下の点検シートを用いて点検内容と整備内容で詳細が確認できます。

R35GT-Rの維持費の詳細の1つ、車検整備の記録簿の写真R35GT-Rの維持費の詳細の1つ、車検整備の記録簿。

車検時の点検記録簿および整備記録は、車検のタイミングでの点検、整備記録が振り返りができるので、今後どの部分のメンテナンスに充てるか維持費の詳細を検討するのに非常に役立ちます。

私の場合は、R35GT-Rの車検を通す前に事前点検を行って、車検を通す為に必要な整備項目を事前に把握し、どの部分のメンテナンスを行うべきか維持費の詳細を検討してきました。

R35GT-Rの維持費の詳細その3-5:車検整備の部品代、工賃

次は、R35GT-Rを車検に通すための整備項目になります。

整備項目の詳細項目としては、整備に必要な部品と工賃になります。

私のR35GT-Rの整備内容は、エンジンのカムカバーとシリンダーヘッドの隙間からオイルの滲みが発見され、直下のターボチャージャーの遮熱板にオイルが付着しているのが車検の事前点検で発覚しました。

R35GT-RのエンジンVR38の写真R35GT-RのエンジンVR38に不具合があると維持費が嵩みますね

カムカバーからのオイル滲みは、カムカバーのパッキンの交換で解消できます。

また、私の場合はカムカバーパッキンの交換に加えて、スパークプラグの交換も同時に交換することで、カムカバーパッキンの交換工賃とプラグ交換工賃と2重に発生するのを防いで、維持費の低減につなげました。

R35GT-Rのカムカバーのオイル滲みの場所が分かる写真赤丸付近からオイル滲みが発見されました

尚、R35GT-Rのエンジンオイルやミッションオイル、ブレーキフルードなどは交換時期ではなかった為、車検での交換はしませんでした。

R35GT-Rの維持費の詳細で1番高額と思われる車検整備やオイル、タイヤなどは、適切な交換タイミングを把握し、どの部品がいつ交換する必要が出てくるのかの詳細を把握することで、無理のない維持費で乗り続けることが出来ます。

R35GT-Rの詳細維持費その4:任意保険

最後は、R35GT-Rの詳細維持費の1つである任意保険です。

R35GT-Rの任意保険は、契約する保険会社や契約内容によって金額の差が非常に出やすいです。私のR35GT-Rも、任意保険の契約更新タイミングで常に保険会社を変更してきました。

現在は、他の車とまとめて複数年の契約を行うことで、任意保険金額の低減を図っています。任意保険の見積もりは、同じような項目を何回も入力する必要があり、非常に面倒臭いですが、一括査定を利用すると何よりも自分の時間に空きができ、且つ任意保険金額も安くなる可能性もあり一石二鳥になります。

私のR35GT-Rも、保険の契約更新タイミングには任意保険の一括査定で、任意保険金額の見直しを図っており、浮いた維持費はR35GT-Rのメンテナンス費用などの別の項目の維持費に回しています。

R35GT-Rの詳細維持費を公開!R35GT-Rオーナーが語る年間5千キロ走行した時の維持費は?のまとめ

R35GT-Rの詳細維持費を公開!R35GT-Rオーナーが語る年間5千キロ走行した時の維持費は?のまとめです。

私のR35GT-Rの年間維持費は、¥426,500(車検を受ける年)。詳細としては、以下の項目になります。

  • ガソリン代:¥160,000
  • 自動車税:¥66,500
  • 車検費用:約¥140,000
  • 任意保険:約¥60,000

維持費が高いと言われるR35GT-Rですが、一番目につくにはやはりガソリン代ですね。

実燃費が5km/Lとカタログ値(5.2kmL)に近いですが、近年のハイブリッドカーなどと比べると燃費が悪いのは否めません。また、車検費用も不具合があった為、割高となってしまっています。

ですが、R35GT-Rが放つ究極のドライビングプレジャーの追求は、他の車ではなかなか味わうことは出来ませんね。