令和元年9月19日に、トヨタから約52万台のリコールが発表されました。
リコールの対象車種、不具合内容をまとめます。
トヨタ、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイアがリコール対象車種なの?
今回のリコール対象車種は、トヨタの人気ミニバンでおなじみの5車種です。
リコール対象車種:ノア、ヴォクシー、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイアの5車種です。
いずれもトヨタが誇る人気のミニバン全ての車種でリコールとなってしまいました。
トヨタノア、ヴォクシー、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイアのリコールの内容は?
今回のリコールは、2つのリコール内容があります。
それぞれ、解説したいと思います。
トヨタノア、ヴォクシーなどのリコールの内容の1つ目と対象車種は?
1つ目のリコール内容になります。
ハイブリッド車の燃料ポンプにおいて、当該ポンプへかかる電圧が高く、かつモータブラシの組付けが不適切なため、ブラシが傾いて過大なスパークが発生し異常摩耗することがあります。そのため、燃料ポンプが作動不良となりエンストするおそれがあります。
引用元:https://toyota.jp/recall/2019/0919.html
燃料ポンプが、リコール対象の部品になっていますね。
リコール対象車種:ノア、ヴォクシー、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイアの5車種
ノアやヴォクシー、アルファードは、マニュアルトランスミッション車ではないので、エンストという現象はかなり珍しい現象になってしまいます。最悪エンストすると非常にびっくりしてしまいますね。
一刻も早くリコール修理したいですね。
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トヨタノア、ヴォクシーなどのリコールの内容の2つ目と対象車種は?
2つ目のリコール内容です。
運転者席および助手席のシートリクライニング機構において、リクライニングロック用のスプリングを取付けるスプリングスペーサ成形時の端部形状が不適切なため、リクライニング操作の繰返しにより当該スプリングがスプリングスペーサから外れるものがあります。そのため、シートバックを保持できなくなり、最悪の場合、リクライニングレバーが戻らないことに気づかず走行すると、意図せずシートバックが倒れるおそれがあります。
引用元:https://toyota.jp/recall/2019/0919.html
2つ目のリコールは、運転席と助手席のシート部品がリコール対象になっています。
リコール対象車種:ノア、ヴォクシー、エスクァイアの3車種
リコールの内容としては、背もたれ(シートバック)のリクライニングの調整機能が機能しなくなるリコール内容のようですね。
背もたれの調整機能は、調整の頻度としてはおそらく少ないとは思いますが、レンタカーなどを利用するときは注意した方が良いかもしれませんね。
また、走行中に背もたれ(シートバック)が倒れたりしたら非常に危険ですね。一刻も早くリコール修理したいですね。
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トヨタノア、ヴォクシー、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイアのリコールの改善内容は?
1つ目は、燃料ポンプのリコールについての改善内容です。
全車両、燃料ポンプを対策品に交換します。
引用元:https://toyota.jp/recall/2019/0919.html
燃料ポンプを、リコール対策品に交換するようですね。
燃料ポンプは、車体側面側にあるようですね。
2つ目は、シートリクライニングについての改善内容です。
全車両、運転者席および助手席の内側シートリクライニング機構部にリクライニングロックスプリング外れ防止のためのブッシュを追加します。なお、既に外れている場合、当該スプリングを新品に交換します。
引用元:https://toyota.jp/recall/2019/0919.html
シートリクライニングのリコールについては、ブッシュ交換かスプリング交換のいずれかになるようですね。
シートの背もたれ部分の根元にある部品がリコール対象のようですね。
写真では、車両中央側のみリコール対象に見えるので、シートを車から下ろして作業するのでしょうか?時間がかかる作業になるのか気になりますね。
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トヨタノア、ヴォクシーなどのリコール対象車種、リコール内容のまとめ
トヨタノア、ヴォクシーなどのリコール対象車種、リコール内容のまとめると以下の表になります。
<トヨタ、ノア、ヴォクシーなどのリコール内容>
- 燃料ポンプのリコール・・・1)
- シートリクライニング機構のリコール・・・2)
対象型式 | 車種名 | 対象車体番号 | 対象台数 | リコール内容 |
DAA-ZWR80G | ノア
ヴォクシー エスクァイア |
ZWR80-
0001001~0341183 |
224,454 | 1) |
DAA-ZWR80W | ノア
ヴォクシー |
ZWR80-
0153294~0338780 |
35,201 | |
DAA-AYH30W | アルファード
ヴェルファイア |
AYH30-
0001001~0064484 |
59,782 | |
DAA-ZWR80G | ノア
ヴォクシー エスクァイア |
ZWR80-
0252911~0328063 |
41,838 | 1),2) |
DAA-ZWR80W | ノア
ヴォクシー |
ZWR80-
0254229~0328064 |
29,358 | |
DBA-ZRR80G | ノア
ヴォクシー エスクァイア |
ZRR80-
0315734~0427677 |
39,739 | 2) |
DBA-ZRR85G | ZRR85-
0075287~0100744 |
12,093 | ||
DBA-ZRR80W | ノア
ヴォクシー |
ZRR80-
0320132~0427680 |
66,615 | |
DBA-ZRR85W | ZRR85-
0075285~0100745 |
13,274 |
- リコール対象の車体番号の範囲には、リコール対象とならない車両も含まれます。詳細は、最寄りのトヨタ販売店へ確認ください。
- リコール対象の制作期間は、ご購入した時期と異なります。
今回のリコールで、ご自身の車がリコール対象かどうかは車検証に記載の型式、車体番号が上記表に記載があればリコール対象となります。
今回のリコールは、主にファミリー層をターゲットにしたトヨタのミニバンモデルがリコール対象になり非常に残念ですが、リコール情報を見た方だけでなくお知り合いの方などお声がけして頂き、早期のリコール対策完了を目指したいですね。