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スタッドレスタイヤの寿命は10年?8年?まだ使えるかどうか調べる方法を解説します

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  • 「スタッドレスタイヤの寿命が10年なのか8年なのか、まだ使えるかどうか」で、お悩みですよね。

その悩み放っておくと、「使えないスタッドレスタイヤであれば、雪道でスタッドレスタイヤが滑ってしまい、怖い思いをする」可能性がありますよ。

最悪、重大な事故を引き起こす可能性があります。

スタッドレスタイヤの寿命ってどれくらいか気になりますよね。10年前や8年前のタイヤが、まだ使えればいいのにって思いますよね。

その気持ち十分わかります!

2023年は、スタッドレスタイヤも各社軒並み値上げのラッシュですからね。まだ、使えるなら使いたい!

今回の記事では、「スタッドレスタイヤの寿命が10年なのか、8年なのか、まだ使えるかどうか、調べる方法を解説したいと思います。

「スタッドレスタイヤの寿命が実際どれくらいなのか」は、正直一概に使えるという判断ができません。現物を調べてみないと、分からないところが正直なところです。

個人的には、事故ったり滑って怖い思いをするくらいなら、新品のスタッドレスタイヤで安心した冬の運転をします。

スタッドレスタイヤの寿命は10年?8年?まだ使えるか調べる方法

スタッドレスタイヤが寿命なのか、まだ使えるかの判断は、やはり自動車整備のプロに見てもらう方が安心ですよね。

どんなところで、見てもらえるかというと、例えば

  • 自動車ディーラー(トヨタ、日産、ホンダなど)
  • タイヤ専門ショップ(オートバックス、イエローハットなど)
  • 街の自動車整備工場

以上のような店舗になります。他にも、ガソリンスタンド(タイヤを販売している店舗)でも相談できます。

ですが、店舗に相談したら「タイヤを押し売りされそう」とか、「わざと使えない」と判断されそうで不安ですよね。

また、店舗に相談した手前、「なぜ寿命なのか?」聞きにくい、言っていることが専門すぎて理解できないなど、不安が増えてしまいますよね。

そんな不安を解消するには、スタッドレスタイヤが「どんな状態」だと使えないか知っておくことといいですよね。

スタッドレスタイヤが寿命かどうか判断する方法

以上の4点を調べて、1つでも異常があれば「寿命」もしくは「もう使えない」と判断した方が良いです。

では、それぞれの調べ方を紹介していきます。

スタッドレスタイヤの製造年月の調べ方

スタッドレスタイヤの製造年月は、タイヤの側面(専門用語でサイドウォール)に4桁の数字で記載をしています。

4桁の数字の意味は、それぞれ以下のような意味を表します。

  • 前2つの数字:製造週
  • 後ろ2つの数字:製造年

写真のタイヤの場合は、「2022年45週目」に生産されたタイヤとなります。

スタッドレスタイヤの寿命としては、10年・8年経過しても、保管状態や使用状況でまだ使える可能性はあります。

3桁の数値が記載されていた場合は、1999年以前に生産されたタイヤとなります。

この場合、前の2桁が製造週、後ろ1桁が製造年を示します。

例えば、「199」と記載されていたら、1999年の19週生産となります。

4桁より前に記載されているアルファベットは、製造年月を示すものではありません。記載数も各タイヤメーカーで異なります。

スタッドレスタイヤの見た目

スタッドレスタイヤの製造年月がわかったら、タイヤの側面や地面と接するところに、「ひび割れ」や「キズ」がないか確認してみましょう。

写真のような「ひび割れ」や「キズ」があると、何かがきっかけで「パンク」や「バースト(破裂)」してしまう可能性があります。

特に、高速道路など速度が高い時にパンクやバーストすると、大きな事故になる危険性があります。自分も高速道路で急に車がふらつき始めて、停車したら1本だけタイヤが裂けて危ない思いをしました。

「ひび割れ」や「キズ」があるスタッドレスタイヤを見つけたら、使用しないようにしましょう。

スタッドレスタイヤの残り溝

 

スタッドレスタイヤの残り溝は、「プラットフォームからタイヤ表面までの長さ」で示します。

「プラットフォームからタイヤ表面までの長さ」を測定するには、定規でも計れますが専用の測定器具があります。

スタッドレスタイヤの寿命(使用限界)は、「プラットフォームからタイヤ表面までの長さが0ミリ」になると「寿命」(使用限界)となります。

プラットフォームがタイヤ表面に現れたら、雪道等で絶対に使用しないようにしましょう。

スタッドレスタイヤとしての機能が著しく低下しており、重大な事故や危険が発生する可能性が高まります。

プラットフォームからタイヤ表面までの長さは、走る距離が多くなるとタイヤ表面が摩耗して短くなります。また、急加速や急減速などの「急」がつく運転。乾いた路面をたくさん走ると摩耗が進みやすくなります。

スタッドレスタイヤを夏(サマー)タイヤにも使う方もいますが、摩耗が著しく進んだり、停止距離が伸びたりするので、オススメ出来ません。

スタッドレスタイヤのプラットフォームの位置の探し方

スタッドレスタイヤのプラットフォームの位置は、タイヤ側面(サイドウォール)にある「矢印」をタイヤ外側・タイヤの地面設置面(トレッド面)をたどると「プラットフォーム」が見つかります。

海外タイヤメーカーの場合は、矢印がない場合もあります。

海外タイヤメーカーの場合は、「矢印」の記載がない場合があり、写真のスタッドレスタイヤの場合は、矢印マークがなく「✴︎」が代わりのマークでした。

余談:スリップサインの位置の調べ方

スタッドレスタイヤの使用限界を示す「プラットフォーム」の他に、タイヤの摩耗(使用)限界を示す、「スリップサイン」があります。

スタッドレスタイヤの場合は、「プラットフォーム」の他にタイヤそのものの使用限界を示す「スリップサイン」の両方が設定されています。

「スリップサイン」は、タイヤの使用限界を示す突起がタイヤのトレッド面(地面と接する面)にあり、スリップサインの突起とタイヤ表面までの長さが「0ミリ」になると、タイヤの使用限界となります。

「スリップサイン」は、タイヤの残り溝が約1.6ミリになる高さに設定。スリップサインが現れた状態だと「車検」を通過することが出来ませんので、注意が必要です。

なお、スリップサインが1ヶ所でも出ていると使用できないことが法律で定められており、整備不良すなわち車検を通過できないので注意が必要です。

タイヤの硬さ

最後は、タイヤの硬さです。

タイヤの硬さを測る「硬度計」で、地面とタイヤが接する面(トレッド面)を測定した時に、測定値が「60」を超えた冬用タイヤを使用するには、十分注意が必要です。

スタッドレスタイヤは、硬さが硬くなる(数値が大きい)ほど滑りやすくなり、柔らかくなればなるほど滑りにくい傾向があります。

イヤの硬さを測定するには、専用の測定器具が必要で代表的なものが「ブリヂストン」が販売する「硬度計」です。

値段はかなりするので、硬さを測定するなら自動車ディーラー、タイヤ専門ショップ、街の整備工場などで測定してもらうのもありです。

まとめ

「スタッドレスタイヤの寿命は10年?8年?まだ使えるかどうか調べる方法を解説します」のまとめです。

スタッドレスタイヤが寿命なのか、まだ使えるかを調べる方法は4つ!

  • 自動車ディーラーに持っていって判断してもらう
  • タイヤ専門ショップに持っていって判断してもらう
  • 街の整備工場に持っていって判断してもらう
  • 自分で調べてみる

以上の4つです。また、タイヤを販売しているガソリンスタンドでも判断してくれるので、身近にある店舗で相談するのがいいと思います。

でも、「押し売り」や、わざと「使えない」と判断されそうで不安ですよね。

そんな不安を解消するには、まだ使えるかどうか判断する方法を知っておくことが、大事です。

  • 製造年月:極端に古いタイヤは危険
  • 見た目:キズやひび割れはないかな
  • 残り溝の量:プラットフォームまで何ミリあるか
  • 硬さ:硬度計で測って「60」より小さいかどうか

個人的には、10年・8年経過したスタッドレスタイヤの使用は、オススメできません。滑って怖い思いをしたり、大きな事故を起こしてから後悔しては遅いです。

今は、国産だけでなく海外のスタッドレスタイヤもあり選択肢は豊富です。

雪道での運転にできるだけ安心感を保つためにも、スタッドレスタイヤの状態を正しく把握して、必要に応じて買い替えをするのが不安を解消する第一歩です。