中古のR35GT-Rの車検費用はどれくらいかかるのかな?
の悩みを解決したいと思います。
本記事を読めば、中古のR35GT-Rの車検費用がどれくらいかかるのか分かります。
初期型とよばれるR35GT-Rは、中古だと400万円台の個体も出てくるようになり、購入を検討される方も多いのではないでしょうか?
そんなR35GT-Rの購入を考える中で、気になるのが車検費用ですよね。
R35GT-Rの車検費用といえば、デビュー当時は100万円とも言われてました。ですが、保証期間が過ぎた、中古のR35GT-Rの車検費用は実際どれくらいかかるのでしょうか?
今回の記事では、中古で購入したR35GT-Rの初期型(08モデル)を例に、車検費用の総額、内訳、そしてメンテナンス費用について解説していきたいと思います。
本記事でわかる事
- 中古で購入したR35GT-R(08モデル)の車検費用の総額
- R35GT-Rの車検費用の内訳
- R35GT-Rの車検でメンテナンスした項目
中古のR35GT-Rの維持費が気になる方は、こちらの記事もオススメです。
中古のR35GT-Rの車検費用の総額は約14万円!
R35GT-Rの車検費用の総額は約14万円。(08モデル、2019年5月に車検実施)
車検費用の内訳は、以下の表でまとめてみました。
項目 | 費用 |
重量税 | ¥32,800 |
自賠責保険 | ¥25,830 |
印紙代 | ¥1,200 |
法定24ヶ月点検 | ¥23,000 |
発煙筒 | ¥800 |
スパークプラグ交換(部品代) | ¥15,000 |
ロッカーカバーガスケット交換(部品代) | ¥7,220 |
交換費用 | ¥23,200 |
R35GT-Rの車検費用合計 | ¥134,587 |
R35GT-R(08モデル)の車検費用の総額は、¥134,587。
重量税、自賠責保険、印紙代の合計(法定費用)で¥59,830を現金で支払い。残り¥74,757を楽天カードで支払いました。
エンジンオイルなどの油脂類は、交換サイクルではなかったので車検費用の中には入っておりません。
R35GT-Rのエンジンオイルの費用については、こちらの記事で解説しています。
それでは、R35GT-Rの車検費用の内訳を詳しく解説します。
R35GT-Rの車検費用で13年、18年経過すると上がる重量税
R35GT-Rの車検費用の1つ、重量税です。
R35GT-Rの重量税は、¥32,800です。(初度登録13年未満の場合)
初度登録とは?
車を初めて運輸支局に登録申請して、受理された月日の事。車検証の最上段の中央付近、初度検査年月の欄に記載があります。
R35GT-Rの重量税は、その名前の通り車検証に記載されている車両重量と初度登録からの経過年で金額が決まります。
R35GT-Rの車両重量は、1,760~1,770kg(20年モデルのニスモは1,720kg)になるので、重量税の区分は~2,000kg以下になります。
なお、R35GT-Rはエコカー減免の対象ではありません。
車両重量別の重量税を経過年でまとめると、以下の表になります。
2年車検(自家用乗用自動車,定員10名以下)の自動車重量税一覧(エコカー減免除く)
車両重量 | 13年未満 | 13年経過 | 18年経過 |
〜500kg | ¥8,200 | ¥11,400 | ¥12,600 |
〜1,000kg | ¥16,400 | ¥22,800 | ¥25,200 |
〜1,500kg | ¥24,600 | ¥34,200 | ¥37,800 |
〜2,000kg | ¥32,800 | ¥45,600 | ¥50,400 |
上記の表の通り、初度登録から13年経過(正確には、12年11ヶ月以上)すると、R35GT-Rの重量税はプラス¥12,800で¥45,600に引き上がり、18年経過すると¥50,400になります。
R35GT-Rの車検費用を検討するときには、何年モデルのR35GT-Rに乗っているのかに注意してください。R35GT-Rの重量税が上がるタイミングを忘れてしまい、車検費用を見たときに「あれ?」となってしまいます。
例えば、08モデルだと2021年から13年経過になるので、次回車検時には重量税が¥45,600に引き上がります。
R34GT-Rの場合は、車両重量1,560kgでR35GT-Rと同じ区分です。
一方、ER34は1,410kg(2ドアクーペ、RB25DET)は、R35GT-Rより1つ下の区分(〜1,500kg)になります。
R35GT-Rの車検費用の自賠責保険は20年4月から値下げ?
R35GT-Rの車検費用の1つ、自賠責保険です。
R35GT-Rの自賠責保険の費用は、¥25,830です。
自賠責保険は、R35GT-Rを自家用車として使用していれば離島、沖縄県除けば全国同じ金額です。
実は、R35GT-Rの自賠責保険は、重量税と違い2020年4月から約16%の値下げが実施され、¥21,550になるのです。
自賠責保険の値下げは、2017年度以来3年ぶりとなり、交通事故の減少により収支改善などにより2020年4月より値下げとなりました。
しかし、車検費用全体で考えると自賠責保険は¥4,280下がりますが、重量税は初度登録13年経過するとプラス¥12,800となるので、車検費用は¥8,520値上がりとなります。
R35GT-Rの車検費用の印紙代は依頼する店舗を選べば下がる?
R35GT-Rの車検費用の1つ、印紙代です。
R35GT-Rの車検費用の印紙代については、継続検査でワンストップサービスを利用しない場合は¥1,200で全国統一価格です。
ワンストップサービスとは?
自動車を保有するためには多くの手続(検査登録、保管場所証明申請等)と税・手数料の納付(検査登録手数料、保管場所証明申請手数料、保管場所標章交付手数料、自動車税種別割、自動車税環境性能割、自動車重量税等)が必要となります。
これらの手続と税・手数料の納付をインターネット上で、一括して行うことを可能としたのが、「自動車保有関係手続のワンストップサービス(以下、OSS)」です。
引用元:https://www.oss.mlit.go.jp/portal/beginner/osstowa/index.html
しかし、ワンストップサービスを利用できる店舗で、R35GT-Rの車検を受けて車検費用を支払えば印紙代は¥1,000となり、マイナス¥200車検費用が下がります。
わずか¥200ですが、R35GT-Rの車検費用が下がるお店を探すなら、楽天Car車検がオススメです。
現在のワンストップサービス(通称OSS)では、車検費用もわずかに下がり、ネット上で手続きができるメリットがあります。今後は、車検証は紙ではなくなんとICカードになっていくようです。(国土交通省より)車検費用がさらに下がってくれるといいですね。
R35GT-Rの車検費用の24ヶ月点検も依頼する店を選べば下がる?
R35GT-Rの車検費用の1つ、24ヶ月法定点検です。
R35GT-Rの24ヶ月法定点検の費用は、¥23,000。
24ヶ月法定点検は、車検を実施する店舗によって大きく費用の差があります。
24ヶ月法定点検で点検する項目(56項目)は、法律で定められています。また、マイカーの場合には年間走行距離5000キロ以下で、前回点検を行なっている場合に限り18項目削減することができます。
例えば、日産ディーラーでR35GT-Rを専門に取り扱うNHPC(日産ハイパフォーマンスセンター)で、法定24ヶ月点検を行うと¥58,320と。先述の24ヶ月法定点検費用の約2倍、車検費用が増えます。
また、NHPCでは24ヶ月点検以外にも推奨点検などがあり、R35GT-Rの車検費用をまとめると以下の通りです。(重量税、自賠責、印紙代、メンテナンス費用等を除く)
項目 | 費用 |
24ヶ月法定点検 | ¥58,320 |
R35GT-R推奨点検 | ¥13,478 |
車検測定検査一式 | ¥8,554 |
合計 | ¥80,352 |
先述の24ヶ月点検費用の¥23,200と¥80,352を比べると、どうしても¥23,200の方に目がいってしまいますよね。では、R35GT-Rの車検費用をお得にできる店はどこなんでしょうか?
私の場合は、R35GT-Rなどの多くのスポーツカーの車検や整備も慣れていて車検費用もお得なGTNETで車検を受けました。
さらにGTNETでは、楽天ポイントをゲットできる楽天Car車検にも対応しているのが、ポイントです。
実は、楽天Car車検のことは知らずに店舗で車検費用の見積もりに行ったら、お店の方からオススメされたのが知るきっかけでした。
R35GT-Rの車検費用だけではなく、お手持ちの車全て楽天Car車検でお得にしたいですよね。
R35GT-Rの車検費用でかかった整備費用は?
R35GTーRの車検費用の1つ、整備費用です。
中古(08モデル)のR35GTーRの整備費用は、合計¥45,420(税別)でした。
整備費用の内訳は、以下の通りです。
項目 | 費用 |
プラグ交換(部品代) | ¥15,000 |
タペットカバーガスケット交換(部品代) | ¥7,220 |
交換費用 | ¥23,200 |
それぞれの部品を交換した理由を解説します。
R35GTーRのタペットカバーガスケットを交換しないと車検に通らない?!
R35GTーRのタペットカバーガスケットを交換した理由は、ガスケットの隙間からオイルが漏れていたためです。
オイル漏れでは、車検が通らないですからね。
なぜオイル漏れがわかったかと言うと、ガスケットの隙間からもれたオイルがターボチャージャー上の遮熱板に滴り落ちた痕跡が残っていた為です。
いくら高性能な車でも、ガスケットはいずれ劣化し、オイルが滲みでるのは止められませんからね。漏れたオイルが、ターボなどの高温部品に触れて火災の原因にもなりかねませんからね。
R35GTーRのタペットカバーガスケットの部品代は1台分で¥7,220。さほど高額ではないので、距離や年数に応じて早めに交換する計画を立ておくといいと思います。
R35GT-Rのプラグ交換した理由は2つ。やっぱり車検費用の削減が決めて
R35GTーRのプラグ交換をした理由は、2つあります。
- 1度もプラグ交換した履歴がなかった
- タペットカバーガスケットと同時交換なら追加費用がかからない
今回のプラグ交換の理由は、車検に通らないからではないんですね。
R35GT-Rが純正で使用しているイリジウムプラグの交換サイクルは、走行距離10万キロとなっており、寿命が非常に長いプラグを使用しています。
一般のスパークプラグは、定期交換部品ではありません。
定期点検・車検整備時に、汚れ・隙間等を点検し、清掃または交換します。白金プラグ、イリジウムプラグは、乗用車の場合、走行距離10万km毎の定期交換部品です。軽自動車についても定期交換部品となりますが、車種によって交換時期が異なります。
交換時期につきましては、メンテナンスノートの点検整備方式>電気装置>点火装置に記載しておりますので、ご参照ください。
なお、白金プラグ、イリジウムプラグは、点検、清掃の必要はありません。引用元:http://www.nissan.co.jp/AP-CONTENTS/POSTOFFICE/ANSWERS/8349.html
私のR35GT-Rは、まだ走行距離10万キロには到達していませんでしたが、タペットカバーガスケットと同時交換なら交換費用が不要だったので交換することに決めました。
いずれ交換しなくてはならない部品だったら、まとめて交換して車検費用を少しでも削減したいですよね。
R35GT-Rの純正プラグは、NGKの型番:DILKAR8A8(イリジウムプラグ)です。プラグレンチは、14mmになります。
R34の時は、プラグ交換は自分でやっていました。特に、KTCのプラグレンチはマグネットの強さが強いのですごくオススメです。
外したプラグが落ちたりするとR35GT-Rの場合は、アンダーカバーなどを外したり大変な作業になってしまいますからね。
まとめ
【体験談】中古のR35GT-Rの車検費用?総額約14万円の内訳を解説!のまとめです。
中古のR35GT-Rの車検費用の総額は約14万円。内訳は以下の通りです。(2019年5月実施)
項目 | 費用 |
重量税 | ¥32,800 |
自賠責保険 | ¥25,830 |
印紙代 | ¥1,200 |
法定24ヶ月点検 | ¥23,000 |
発煙筒(期限切れ) | ¥800 |
スパークプラグ(ついでに交換) | ¥15,000 |
ロッカーカバーガスケット(オイル漏れ) | ¥7,220 |
交換費用 | ¥23,200 |
R35GT-R(08モデル)車検費用合計 | ¥134,587 |
R35GT-Rの車検費用を安くするコツは、安くて安心できる店を選ぶことがもっとも重要です。
中古のR35GT-Rであれば、初期型(07、08モデル)であればデビューから13年以上経過しています。車検費用は安くしたいけど、きっちり見てもらって安心して乗りたいですよね。
そんな方には、R35GT-Rなどのスポーツカーの販売、車検などに慣れているGTNETは非常にオススメです。R35GT-Rに特化したメンテナンスメニューも非常に充実しています。
さらにGTNETでは、車検費用をお得にできる楽天Car車検に対応しているのも重要なポイント。安くて安心できて、さらに楽天ポイントも貯められますからね。
もちろんクレジットカードで車検費用の支払いも可能です。(重量税、自賠責、印紙代などの法定費用を除く)
R35GT-Rの車検費用をお得にするなら、クレジットカードと楽天Car車検をフルに活用して少しでもお得に乗りつづけましょう。