- R35GT-Rのフロントタイヤの内減りをなんとかしたいな
- トップシークレット製 調整式アッパーアームはどんな製品かな
- R35GT-Rの足回りのカスタマイズをしたいな
- R35GT-Rのフロントキャンバーを調整式に変更したいな
以上のような、悩みを解決したいと思います。
本記事を読めば、R35GT-Rのトップシークレット製 調整式アッパーアームのレビュー、調整式アッパーアームのメリット・デメリットがわかります。
- R35GT-Rのフロントタイヤですが、純正でもなかなかキャンバー角がついていて内減りに悩んでませんか?
- スポーツ走行やサーキット走行で、キャンバー角を細かく調整したいと悩んでいませんか?
私の場合は、フロントタイヤの内減りで悩んでいてキャンバー角を起こす方向(ポジティブ方向)に起こす、カスタマイズはできないかと悩んでました。
そこで見つけたのが、トップシークレット製スーパーアッパーアーム(調整式アッパーアーム)です。
キャンバーの調整は、付属するシム板の厚みでの調整ができ、車検時に必要な書類も付属しますので、ナンバー付きのカスタマイズ車両で楽しむにはもってこいと思いました。
今回の記事では、トップシークレット製 調整式アッパーアームと同時に、ダンパーを純正からブリッツ製車高調DAMPER ZZ-Rに同時に交換し、約半年(約3000km)経過しましたので、レビューやメリット・デメリットを紹介したいと思います。
トップシークレット製R35GT-R調整式アッパーアームのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
キャンバー角を自由に調整できる | 車検証の記載内容を変更する必要あり |
ステアリングのダイレクト感がふえた | |
車検に必要な書類も付属 |
R35GT-R用 トップシークレット製調整式アッパーアームの外観
R35GT-R用トップシークレット製調整式アッパーアームは、シムを厚み・枚数を変更してキャンバー角を調整するアッパーアームです。
メーカー | トップシークレット |
---|---|
製品名 | スーパーアッパーアーム |
素材 | STKM13(アーム部) |
付属品 | 車検証記載変更時に必要な書類が付属(購入時に車検証の送付要) |
カラーは、ブラックをメインにトップシークレットを代表する、ゴールドカラーが特徴的です。
トップシークレット製の調整式アッパーアームと純正アームの長さを比較すると、上の写真のようにトップシークレット製の方がアーム長が短いです(シムプレートは10mm)
トップシークレット製調整式アッパーアームを組み付ける時には、純正アームに付属するキャスター角調整用のシムを純正から移植します。
せっかくアッパーアームが新品になるので、シムも新品を用意すればよかったと後悔。
R35GT-R用トップシークレット製調整式アッパーアームの調整方法
R35GT-R用トップシークレット製調整式アッパーアームの調整方法は、付属の厚みが異なるシムプレートを使い、最大10mmの範囲でアーム長を調整することができます。
付属するシムは、3mmが4枚、2mmが2枚、1mmが4枚が付属します。
付属するボルトは、六角穴付きのM8で長さは35mmになります。
付属するボルトより長いものを使う場合は、M8で35mm以上のものを用意する必要があります。私の場合は、強度区分14.9 六角穴付きボルトを利用予定です(45mmの長さで1本¥189)
付属に六角穴付きボルトを緩めるために、上のようなヘキサゴンソケットの用意が必要です。
トップシークレット製調整式アッパーアームに使用されているネジサイズは、M8ですので上の写真の左側の工具(2面幅6mm)になります。
トップシークレット製調整式アッパーアームのレビュー
トップシークレット製 調整式アッパーアームは、純正と比べてハンドルを切ったときのタイヤからのインフォメーションが、よりダイレクトに伝わってきます。
純正よりやわな印象は、感じませんでした。
キャンバー角は、純正車高よりフロントで8mm下げた状態で、-2°15″程度ネガティブになりました。(キャンバー調整用のシムプレートは、10mmの状態)
トップシークレット製 調整式アッパーアームは、純正よりキャンバー角がネガティブ(寝る方向)になるので、タイヤの内減りが増える方向になります。内減りが気になる人は、注意が必要です。
もし、純正以上のポジティブキャンバーにする場合は、付属するシムの厚みでは不足しますので、別でシムや長いボルトの準備が必要です。
R35GT-R用 トップシークレット製 調整式アッパーアームはこんな人におすすめ
トップシークレット製 調整式アッパーアームは、「車検対応品で、純正よりネガティブ方向へキャンバーを調整したい人、キャンバー角を細かく調整したい人」におすすめです。
調整式アームの中では、車検証の記載内容変更用の書類も付属するのが特徴的です。(購入時に装着車両の車検証を提示することで種類が付属)
また、日産純正品やニスモ製では実現できない、シム方式でのキャンバー調整が可能で、細かくキャンバー角を調整できます。
一方で、純正アームよりポジティブ側への調整については、付属するシムでは不足しますので追加する必要があります。また、付属するボルトの長さも不足する場合もありますので、設定するシムの厚みを見ながら、長いボルトへ変更する必要があります。
【カスタマイズ】R35GT-Rの足回り交換?トップシークレット製調整式アッパーアームへ交換したのでレビューします!のまとめ
【カスタマイズ】R35GT-Rの足回り交換?トップシークレット製調整式アッパーアームへ交換したのでレビューします!のまとめです。
トップシークレット製 調整式アッパーアームは、シムの厚みを調整してアーム長を変更する方式のアッパーアームで、純正よりダイレクトなハンドリングが特徴です。
キャンバー角は、純正よりフロント8mm下げた状態で、-2°13″程度となり純正よりネガティブ方向になります。(シム厚さは、10mm)
純正よりポジティブ方向にキャンバー角をセットするなら、シムの厚みが不足するので追加でシムや長さの長いボルトを用意する必要があります。
また、アッパーアームを交換する時には、キャスター調整用のシムを新品で用意しておくといいと思います。
車検に必要な書類は、製品購入時に交換する車両の車検証を送付することで付属します。
R35GT-Rのフロントタイヤは、純正でもかなりのキャンバー角が設定されています。ポジティブ方向にふるなら、トップシークレット製スーパーアッパーアームで自分の好みのキャンバーに調整できるのでおすすめです。