- R35GT-Rの車高調の交換するとどれくらい時間や費用がかかるか知りたいな
- R35GT-Rのブリッツ製の車高調はどんな乗り心地か知りたいな
以上のような、悩みを解決したいと思います。
本記事を読めば、R35GT-Rの車高調の交換費用・作業時間、ブリッツ製DAMPER ZZ-Rの乗り心地がわかります。
先日R35GT-R(08モデル)を点検したら、ショックアブソーバーからオイルがにじんでいたのを発見したんですね。
純正にするか車高調にするか悩みましたが、今回は1番リーズナブルな価格の車高調だったブリッツ製DAMPER ZZ-Rを選択してみました。
価格が高いものは当然性能もいいのはもちろんですが、では逆にリーズナブルな車高調に交換したらどうなるか?
そこで選んだのが、BLITZ製の車高長「DAMPER ZZ-R」(Amazon価格約12万円)。
R35GT-Rの車高調で他のメーカーを比較すると、ブリッツ製の車高調はかなりリーズナブルに感じます。
そんなリーズナブルなブリッツ製車高調DAMPER ZZ-Rですが、実際乗り心地や使い勝手はどうなんでしょうか?と思い、実際に購入・交換して約半年(約3000km)経過しました。
今回の記事では、R35GT-Rの車高調の交換費用・作業時間、BLITZ製DAMPER ZZ-R車高調についてレビューしたいと思います。
メリット | デメリット |
車高調の価格が安い | 内装の一部に穴あけが必要 |
車高の調整ができる | 車高調の交換には時間がかかる |
減衰の調整ができる | 室内から減衰調整はできない |
乗り心地が良くなった |
R35GT-R用 BLITZ製車高調DAMPER ZZ-Rの外観
R35GT-R用のBLITZ製車高調DAMPER ZZ-Rは、全長調整式の車高長です。
製品名 | DAMPER ZZ-R |
---|---|
コードNo | 92523 (適合:詳細はブリッツ公式サイトまで) |
アブソーバー | 短筒式 |
車高調整 | 全長調整式 |
減衰調整 | 32段(前後) |
アッパーマウント | 強化ゴム |
バネレート | 14kgf/mm(フロント) / 8kgf/mm(リヤ) |
バネ自由長 | 200mm(フロント / 260mm(リヤ) |
スプリングタイプ | ID62ストレートスプリング |
車高調整範囲 | -33~+10mm(フロント) / -48~+10mm(リヤ) |
オーバーホール | 対応可能(先出し式) |
カラーは、ブラックをメインにアッパーマウントとスプリングシートなどのアルミ部品が、レッドとなっておりBLITZ製車高調の特徴的なカラーとなっています。
リヤの外観もフロントと同様に、ブラックをメインにアッパーマウントとスプリングシートなどがのアルミ部品がレッドになっています。
R35GT-R用 BLITZ製車高調DAMPER ZZ-Rの減衰調整方法
フロントの減衰調整は、ボンネットを開けてショックアブソーバーの先端のダイヤルを回すのみ。
減衰調整は、32段ありますので何段目に設定したのか、忘れないようにしておく必要がありますね。
一方リヤは、内装の一部を穴あけ加工して延長ダイヤルを装着するタイプです。
個人的には、純正キープ派なのであまり穴あけなどはしたくありませんが、ここばかりは仕方なく穴あけ対応していただきました。
R35GT-Rの車高調交換
R35GT-Rの車高調交換は、DIYでもできなくはないと思います。
ですが、リヤの車高調交換では多くの内装を外す必要がありますので、かなり時間と外した部品を置いておくスペースが必要です。
車高調の交換は、作業時間・作業スペースや交換に必要な道具がある人には、十分DIYで作業できると思います。
R35GT-Rの車高長交換の作業内容
今回は、BLITZ製車高調DAMPER ZZ-Rの交換に加えて、トップシークレット製のフロントアッパーアームを同時に交換しました。
今回の車高調の交換作業内容をまとめると、以下になります。
- 純正ショックから車高調へ交換(リヤの減衰延長ケーブルの穴あけ含む)
- フロントアッパーアームを純正からトップシークレット製へ交換
- 1G締め直し
- 4輪アライメント調整
以上の内容となります。
R35GT-Rの車高調の交換作業時間・交換費用は?
R35GT-Rの車高調の交換作業時間は、5時間ほど、費用は¥55,000となりました。
プロが交換してもなかなかの時間がかかりますから、DIYだとかなり時間がかかりそうですね。
特にR35GT-Rでは、リヤのダンパー交換では内装を、アライメント調整ではアンダーパネルを外す必要があり、とにかく外す部品が多いので作業時間がかかりますね。
また、BLITZ製車高調DAMPER ZZ-Rでは、リヤのみ減衰調整用の延長ケーブルの穴あけ作業が必要です。
R35GT-Rの車高調へ交換して乗り心地はどうだったか
R35GT-Rの車高調ブリッツ製DAMPER ZZ-Rへ交換して乗り心地の変化はどうだったかというと、非常に満足です。
社外の車高調へ交換することで、純正のセットアップスイッチによるモード変更はできなくなりましたが、
- 自分好みの車高に変更できる
- 自分好みの減衰に変更できる
車高調のメリットを十分感じるとともに、肝心の乗り心地も個人的には十分満足できる乗り心地と感じました。純正より全然角がない感じで、ダンパーが動いてくれるように感じます。
R35GT-R用 BLITZ製 ZZ-R車高調はこんな人におすすめ
BLITZ製 ZZ-R車高調は、「リーズナブルな価格で車高調整機能、減衰調整機能が欲しい人」におすすめです。
車高長の中では、Amazon価格12万円台と一番リーズナブルな価格設定なのが特筆です。
また、純正のビルシュタイン製電子制御ダンパーでは実現できない、車高調整機能や32段の細やかな減衰調整機能も魅力的です。
DAMPER ZZ-Rでは、サーキットなどの高負荷に対して不安な人向けには2WAYタイプのSpec-Cや室内から減衰調整(電子制御式減衰調整機能)もできる、ZZ-R Spec DSC PLUSの設定もあります。
【カスタマイズ】R35GT-Rの車高調ブリッツ製ZZ-Rへ交換したのでレビューします!のまとめ
本記事では、「【カスタマイズ】R35GT-Rの車高調ブリッツ製ZZ-Rへ交換したのでレビューします!」について書きました。
ブリッツ製車高調DAMPER ZZ-Rは、Amazon価格12万円台のリーズナブルな価格ですが、全長調整式、32段の減衰調整機能と純正にはない機能があります。
もちろん、わたしのような年式の古めのモデル(08モデル)にも対応していますので、純正のリペアとしても使用できます。(純正のセットアップスイッチは使用不可でランプがつかない)
R35GT-Rの車高長の交換は、特にリヤの内装のほとんどを取り外すことが必要で、ショップでの作業時間も5時間(アライメント調整込)とかなり時間のかかる作業でした。
また、リヤは減衰調整の延長部品を取り付けるために、内装の一部穴あけ作業が必要です。
乗り心地は、個人的な感想ではかなり満足できます。主に街乗り・たまに高速道路しか利用していませんが、08モデル純正よりはかなりソフトな乗り心地だと思います。
R35GT-Rの車高調を交換して、純正にはない車高調や減衰調整で自分好みのR35に仕上げていくのを楽しんでいきましょう!