2007年に復活したR35型GT-R、多くの方の憧れのクルマです。日産ディーラーでも、限られた店舗しか展示もしていませんし、試乗はほぼ出来ません。
そんな憧れのクルマを借りて、究極のドライビングプレジャーを体験してみませんか?
しかも、ビッグマイナーチェンジを受けた2017年モデルで!
実際に私が、R35GT-Rのレンタカーを名古屋で借りた時の体験を交えて紹介したいと思います。
それでは、スタート!
なぜ、2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーなの?
なぜ、2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーなのかと言いますと、理由は2つあります。
- AT限定免許でも乗れる
-
2017モデルのGT-Rで最高の思い出を作りたい
この2点です。
R35GT-Rは、AT限定免許でも乗れる
スポーツカーを運転するイメージって、クラッチ操作にマニュアルのシフトチェンジが必要でめんどくさいな、そもそもマニュアル免許持ってないし、って。扱う人を選ぶように感じますよね。
現代は、マニュアルシフトの車もマニュアル免許を持っている人も、両方とも実にレアな時代になってきました。
スポーツカーも近年では、トップカテゴリーに近づくほどにセミオートマチック化が図られています。F1やGTカテゴリーでも、パドルシフトばかりでクラッチ操作は発進の時だけしか使用しない状況ですね。
仮に自分はマニュアル免許を持っていても、パートナーが持っていない場合も多々あるのではないでしょうか。
R35GT-Rならば、セミオートマチックの変速機を搭載し、わずか0.2秒の驚速シフトもできながら、ATモード(オートマ)でも操作出来ます。
ATモードでは、普段乗っているオートマ車両と操作は何ら変わらず、車が状況判断してシフトアップ、ダウンを制御してくれます。
R35GT-Rは、運転する人を選ばないんですね。
仮に自分に何かあっても、パートナーが運転できる車であれば安心できますよね。
2017年モデルのR35GT-Rで最高の思い出を作りたい
R35GT-Rは、2007年のデビューから10年以上経過していますが、性能は今だに世界トップクラスです。
2017年にビッグマイナーチェンジを受けたR35GT-Rは、アッパーボディまで変更する大掛かりな変更をし、さらに究極のドライビングプレジャーを追求したモデルです。
また、GT-Rは2019年に登場から50周年を迎えます。
GT-Rは、この50年間常に時代の最先端のテクノロジーと、究極のドライビングプレジャーの追求を掲げて進化してきました。
これほど歴史のある車は本当に少ないと思いますし、誰しも憧れると思うんですね。
私も18の頃から憧れていました。いつかは運転したいし、自分で所有したいと。
R35GT-Rは、新車の車両価格1000万円クラスで所有するには簡単には手が届きません。ですが、レンタカーの価格なら手が届きそうです。
レンタカーと言う制限はあるものの、自由に移動ができるのでR35GT-Rがもつ究極のドライビングプレジャーを思う存分に体験できます。
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーはどこで借りれるの?
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを取り扱っている店舗は多くはありません。名古屋で、2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを取り扱っている店舗は2店舗のみです。
- 名古屋駅近くの「日産レンタカー名古屋駅桜通口店」
- 名古屋駅から地下鉄で1駅の伏見駅近くの「日産レンタカー広小路栄店」
私の場合は、名古屋駅から歩いて10分程度の「日産レンタカー名古屋駅桜通口店」で借りることにしました。
私は仕事柄出張が多く、全国の日産レンタカーをいつも利用していますが、この店舗の対応は本当に素晴らしく丁寧で親切なのでオススメできます。
名古屋駅を桜通を歩いて、「ジュンク堂書店」という本屋さんが目印です。
「ジュンク堂書店」を左に曲がって、1つ目の路地の角が、「日産レンタカー名古屋駅桜通口店」になります。
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを借りる条件
日産レンタカーで、2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーの借りる条件ですが、主に2つあります。
- 年齢:35歳以上
- 貸出時間:9:00-19:00まで
この、2つの条件をクリアして入れば、どなたでもR35GT-Rのレンタカーを借りる事が出来ます。費用は35,000円です。
また、注意事項と以下の9項目がありますのでご注意ください。
- 支払いはクレジットカードのみです
- 貸出時間の延長は出来ません。
- 乗り捨ては出来ません。
- レンタル車両の詳細は、借りる店舗まで確認ください。
- 各種割引特典は使用出来ません。
- 車両には、位置情報装置を取り付けてあります。
- 免責補償制度に加入出来ません。
- 事故や車両トラブルなどにより、やむ得ず代替車両をご提案することがあります。
- 万が一車両が損傷した場合は、予告なく終了する場合があります。
私も、全ての条件でクリアできるようになりましたので、借りる決意をしました。
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーの予約方法
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーの予約方法を解説します。
R35GT-Rのレンタカーの予約方法ですが、ネット経由では取り扱っておらず、電話のみでの受付となっております。
借りたい店舗、もしくは予約センターへ電話することで予約手続きができます。
- 日産レンタカー予約センター:0120-00-4123
営業時間 平日:8:00-20:00、土日祝日:9:00-18:00 - 日産レンタカー名古屋駅桜通口店:052-533-3923
営業時間 8:00-20:00
- 日産レンタカー広小路栄店:052-269-1327
営業時間 8:00-20:00
私は、いつも予約センターに電話して予約しています。利用するときは、大抵は知らない土地ばかりだからです。
移動ルート上にある駅などを伝えると、最寄りの店舗を教えてくれますので、土地勘がないところだったら、迷わず予約センターへ電話をしています。
予約に関しては、私が借りた時は1ヶ月前から受付していただけましたので、目安として借りたい日の1ヶ月前に予約電話を入れるといいと思います。
私が、予約センターに予約電話を入れたときに伺った話では、R35GT-Rのレンタカーは人気のようで予約が早く埋まってしまうとの事でした。
やはり、早めに予約することをお勧めしたいと思います。
R35GT-Rのレンタカーを借りる前日に必ずやる事
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを、借りる前日に必ずやる事は「使い方の予習」です。
これは本当にやっておいた方がいいです。
私も予習していたおかげで、借りる当日に操作に戸惑うことがありませんでした。
理由は2つあります。
- レンタカーの操作は、店舗で細かに教えてくれない。
-
パートナーをスムースにエスコートしたい。
1つずつ解説します。
レンタカーの操作は、店舗で細かに教えてくれない
1つ目です。これは、私の経験ですが出張でレンタカーを使う頻度が高く、多くのレンタカー会社を経験しました。
各会社、差はあるものの必要最低限しか操作方法は教えてくれません。R35GT-Rを借りた時も然りでした。
特に、エアコンやナビ操作は車によって全然違います。理想は、ナビの操作方法だけでも教えていただけると助かるのですが、なかなかそうはいかないですね。
2017年モデルのR35GT-Rは、メーカー装着のナビしか設定がありませんので、事前に知っておけば操作がスムースに行えます。
パートナーをスムースにエスコートしたい
私の場合は、パートナーとの大事な日に、2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを借りたのですが、やっぱり操作はスマートに行いたいと思ったんですね。
特にエアコン、ナビ操作はパートナーの要望にさりげなく、遅延なく答えたいと考えました。
なので、借りる前日に使い方や操作方法を一通り確認しておいて、当日を迎えた方がいいと私は考えました。
結果的に、事前に操作を予習しておいたおかげで、R35GT-Rのレンタカーを借りた当日は、スムースに操作出来パートナーも満足していました。
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーの操作を予習
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーの操作方法を予習するのですが、R35GT-Rは2017年モデルから内外装が大幅に変更されています。
特に内装、インパネまわりは2016年モデルまでとは別物となっており、操作方法も変わっています。
2017年モデルの使い方や操作方法に関しては、日産自動車のサイトで紹介していますので誰でも予習できます。
操作方法はたくさんありますが、一番最初に押さえたいのはドアの開け方です。R35GT-Rには、ノブはありません。
レバーを一旦押してから引くという独特な動作が必要です。
長めのネイルをやられているパートナーには少しばかり優しくありません。紳士な方は、ドアを開ける気配りをしましょう。
私は、実際ドアを開ける操作をしたのはR35GT-Rのレンタカーが初めてでして、上記サイトで事前に予習したおかげでスムースに操作出来ました。
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R35GT-Rのレンタカーを運転するときの注意点
R35GT-Rのレンタカーを運転する時の注意点が3つあります。
- 車体幅が大きい
- 最低地上高が低い
-
パワーが有り余って危ない
1つずつ解説します。
車体幅が大きい
R35GT-Rはとにかく車体幅が大きいです。全幅1895mmあります。
参考でR34GT-Rは、全幅1785mmですので差は+90mmです。
現行C13マーチだと、全幅1665mmなので差は+330mmです。
現行E12ノートで、全幅1695mmなので差は+300mm大きいです。
R34GT-R比較だと差は約10cmです。数字だと大した事ないんですけど、助手席に人が座った状態だとかなり遠く感じます。
私も乗って、思った以上に助手席との距離が遠いと感じました。ただ、室内は予想外に静寂性が高いのでパートナーの会話の為に、いつもより声を大きめにする必要はありません。
また、R35GT-Rのミラーからミラーまでは2020mmあります。
車体幅がとにかく大きいので、駐車場や狭い道路を通るには少々気を使います。特にレンタカーだと、停車車両のドアパンチなども気をつける必要が十分にあります。
R35GT-Rのレンタカーを乗っている時は、とにかく周りに車がいない所に止めましょう。
私もレンタカーで借りた時は、とにかく広い場所に車を止めました。
最低地上高が低い
R35GT-Rの最低地上高は110mmです。R33型NISMO 400Rで105mmになります。国産車で、最低地上高の最低数値は105mmですので、R35GT-Rは量産車ではかなり低い部類に入りますね。
とにかく車高が低いので、段差や斜面には特段の注意が必要です。
段差や斜面が急な道は、通らないのが一番です。傷や破損があっては元も子もありません。
私の場合は、最低地上高110mmのR34に普段から乗っていましたので、段差の避け方などを普段から行なっていましたので特に困ることはありませんでした。
あまり低い車を運転したことない方は、乗る前に110mmはどれくらいの高さかを確認しておくといいと思います。
パワーが有り余って危ない
2017年モデルのR35GT-Rは、パワーで570ps(419kW)、トルクで64.5kgf.m(633N.m)です。0-100km/hのタイムは2.7secです。
R35GT-Rのレンタカーを借りたら、絶対体感したいと思うのがパワーです。
高速道路の料金所ダッシュは、速いを通り越してかなり「危ない」です。
私も高速道路の料金所ダッシュや、一般車線から追い越し車線へ移ってからの追い越し加速を体験しましたが、想像を絶する加速でした。
運転した時は晴れだったんでよかったんですが、雨だったら全然怖くて踏めなかったと思います。残念ながら雨のドライブでしたら、十分に気をつけて運転してください。
R35GT-Rは、加速パワーは多くの方が認知されていますが、減速もとてつもなく高いGです。制動距離は100-0で制動距離約30m。一般的な車で40mを超えるそうです。
是非ともR35GT-Rのレンタカーで、加速Gとともに減速Gも注意して運転してください。普段通りの運転でも十分に、その魅力を感じることが出来ます。
私も減速Gを感じましたが、それまで味わったことのない減速Gでした。特にフロントのノーズダイブがかなり少ないんですね。全然しないわけではないのですが、自分のR34と比べると桁外れに沈まない車でした。
R35GT-Rのレンタカーで究極のドライビングプレジャーを体験!
いよいよ、R35GT-Rのレンタカーを借りる当日になりました。借用開始時間の9:00少し前に店舗に到着して、借用手続きを済ませます。
私の時は、店舗近くのガソリンスタンドの地図と住所、電話番号を記入した地図をいただきました。普段車で走らないところでは、ガソリンスタンドの位置情報は本当にありがたいサービスですね。
また、電話番号も記入してありますのでナビで素早く検索できますしね。
本当に対応が素晴らしい店舗で、また利用したいと思いました。
手続きが完了しましたら、晴れてR35GT-Rとご対面です。
私の時は、2017年モデルの真っ白なボディ(色名:ブリリアントホワイトパール、価格+43,200円)グレードはピュアエディションでした。)
また、メーカーオプションのリヤ3面のプライバシガラス、バックモニターが装着されていました。
まずは、ボディの傷の確認を行ってから予習の成果を見せてスムースにドアを開けて乗り込みます。
フットブレーキに軽く足を乗せて、スタートボタンを軽く押す。エンジンがかかった時は、音が大きめですが徐々に音が小さくになります。
1000rpm近くまで、あっと言う間に下がっていきマフラー音量も小さくなっていきます。
マフラー音は、人それぞれ感じ方が違いますが、私の場合は本当に静かに感じました。とても570psある車に感じませんでした。
ゆっくりとアクセルを踏んでというより、軽く乗せるだけで十分です。私正直言って、5~10mm程度しかアクセル踏めませんでした。それだけ踏めば街乗りは十分です。
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーで高速道路を疾る
ここからは、私が2017年モデルのR35GT-Rでドライブしたルートを辿りながら解説したいと思います。
センターコンソール下側のセットアップスイッチのダンパーは、コンフォートが乗り心地がソフトで非常にオススメです。
名古屋高速に乗って、南を目指します。名古屋高速3号大高線から知多半島道路へ入ります。名古屋高速は、道路幅が狭く路面も荒れてますが、静寂性能が向上した2017年モデルのR35GT-Rだとパートナーと余裕で会話を楽しめます。
知多半島道路は、路面はそこそこ綺麗で道路幅も広いです。ようやくR35GT-Rの本領発揮といきたいですが、ほんの少しで十分速いので少しだけペースアップです。
知多半島道路のいいところは、短い距離でのアップダウンや高速カーブが多々ありますので、2017年モデルのR35GT-Rの究極のドライビングプレジャーを体験するにはオススメの道路です。
運転中に気を付けたいのは、路面のギャップです。どうしてもタイヤが太いので、ギャップを拾って流されてしまいます。
ハンドルをしっかり持ってください。
ドライブ時間は約1時間半。あっという間に到着です。
海岸線をドライブ 知多半島の先端を目指す!
目的地は、知多半島の先端「師崎展望台」を目指します。知多半島道路を降りて、少し遠回りの国道247号で、海岸線をドライブです。
窓を開けると、気持ちいい風が入ってきます。また、R35GT-Rのマフラーからの排気音も心地よく奏でてくれます。
天気がよければ、海べを散策するのもいいと思います。
次の目的地は、お洒落なカフェを目指す!
せっかく、R35GT-Rをレンタカーで借りましたのでお洒落なカフェに行きましょう。
私もまだ1度しか行けてませんが、愛知県半田市にありますカフェ「Faster ドライダースカフェ」さんです。
バイク好きのマスター、奥様で、ものすごく気さくな方で知らずとも長居してしまいます。
オーナーはR34GT-Rを所有していますので、車の話も弾みます。
店内では美味しいコーヒーと手作りスイーツが楽しめます。店舗の外も中も、バイク、クルマ好きには刺激がいっぱいです。
営業日時はFacebookで最新の情報が確認できますので、確認してから来店することをお勧め致します。
私が行った時には、実は丁度お店がクローズするタイミングで行ってしまい、せっかく来てもらったんだからと開けて頂きました。
最後はもう一度、知多半島道路と名古屋高速でのドライブを満喫して、2017年モデルのR35GT-Rの究極のドライビングプレジャーを体験する一日は終わりです。
まとめ
2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを名古屋で借りて、究極のドライビングプレジャーを体験!のまとめです。
名古屋で、2017年モデルのR35GT-Rのレンタカーを取り扱っているところは、2店舗のみ。
- 名古屋駅近くの「日産レンタカー名古屋駅桜通口店」
-
伏見駅近くの「日産レンタカー広小路栄店」
私は、日産レンタカー名古屋駅桜通口店でレンタルしました。この店舗のサービスは本当に素晴らしいです。
R35GT-Rをレンタカーで借りる時の主な条件は2つです、
- 年齢:35歳以上
- 借用時間:9:00-19:00まで
R35GT-Rをレンタカーで借りる注意点は3つです。
- 車体幅が大きい:全幅1895mm、ミラーからミラーまで2020mmです。
- 車高が低い:最低地上高110mmです。国産車の最低地上高は105mmなので低いです。
-
パワーが有り余って危ない:パワー570ps、トルク64.5kgf.m 国産車で2位です。1位は、R35GT-R nismoで600ps、66.5kgf.mです。
R35GT-Rのレンタカーを借りる前日に必ずやる事は、たった1つです。
- 使い方の予習:レンタカーの操作は店舗で細かに教えてくれない。
R35GT-Rが持つ、究極のドライビングプレジャーを体験するには、知多半島道路が路面も綺麗で車幅も広いのでお勧めドライブ道路です。また、アップダウンや高速コーナーもあるのでR35GT-Rの性能を楽しめます。
最後に忘れてはいけません。R35GT-Rのある風景を必ずカメラで撮って思い出に残してください。